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盛美園

盛美館

盛美園のシンボル的存在、盛美館は明治41年に建てられた歴史ある建物。

1階は純和風、2階はルネッサンス調の洋風という構造は全国でも例がない上、そもそも庭園を眺めるために造られたということに驚き!確かに館内からは、雪見障子越しや縁側越しに一枚の絵画のように庭が見え、いつまでも見とれてしまいます。
また、蜘蛛の巣模様の格好いい障子や、2階(見学は要予約)の和洋折衷なつくりなどハッとするデザインも素敵。そしてうれしいことに、売店でオーダーすると縁側で抹茶と打菓子をいただけるんですよ。贅沢!

駒井さんのように、庭を眺めながらひと息ついてみませんか?

庭園

では、いよいよお庭へ。

庭園はとても広く、まるで公園のよう。静けさの中に聞こえてくる水の音、葉のざわめき、鳥の声に、もうすっかりリラックス!
歩き出すと、きれいに手入れされた植栽をはじめ、枯山水、水のある池、大きな岩、石の灯籠、そして遠くの山々を取り込んだ借景など、それぞれに味わいを感じます。
また、奥行きがあるので進むごとに庭の見え方も変わり、そのたびに「あ、ここいいな」と写真を撮ってみるのもいいですね。

明治35年から9年をかけて完成し、大石武学流という津軽独自の庭園流派の傑作といわれる盛美園。
明治時代の全国三大庭園のひとつに数えられているのも納得!

古川菓子舗

盛美園の散策を楽しんだあとは、ちょっと甘いものでも!

車で程近い古川菓子舗は、長年地元の方に愛されてきた老舗で、創業は昭和6年。筆文字のお品書き、家紋の入った格好いいのれん、どれも趣があります。
そんな昭和レトロな雰囲気の中、明るく光る大きなショーケースにはバナナボートやモンブランなど、可愛らしいたたずまいの洋菓子や昔ながらの和菓子がたくさん!
どれにしようか迷っちゃいますが、それが楽しいんですよね。

駒井さんの大好物のアップルパイも優しい甘さでオススメですよ。
懐かしいようなホッとするような気持ちになれるスイーツたちは、手土産にもぴったりです。

次は、どこへ行く?